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社会保険労務士の試験対策は、独学でも可能です。目安として1000時間の勉強が必要と言われますが、1日3時間で約1年といったところ。大変は大変ですが、できなくはないと思わせる微妙な数字です。
◇ 専門学校の社会保険労務士講座
とはいえ、覚えることは法律ですから、ただ条文を読んでいるだけだと眠くて眠くて……。お金と時間の都合さえつけば専門学校や予備校を利用したほうが、その道のりはグンと楽になるでしょう。少なくとも専門学校(予備校)に通えば、合格への道筋がつきますからね。同じ道を歩くのでも、独りで知らない道を行くのと、一度通った道あるいは初めての道でも知っている人間についていくのとでは、どうしてあんなに違うのでしょうか。独学だとどうしても先の見えない不安があって、無駄に迷ってしまいがちです。また、専門学校に通うメリットとしては、場所の持つ雰囲気で、気持ちのオン・オフがしやすいということも挙げられます。
さて専門学校の選択ですが、TAC、LECあたりの大手や法律に強いところを選べば、そうそう外すこともないと思います。その校舎にろくな先生が来なくても(!)ビデオなどの授業をとることもできますし、年毎の法改正にも対応してくれるでしょう。1年間の通学コースであれば20万円前後が大体の相場です。
◇ 社会保険労務士の勉強法
勉強法といっても定石はありませんが……。
これは何の勉強でも同じことだと思いますが、最初期は基礎(知識)を身に付けることが大事です。とにかく問題を解いて実践の中で力をつけていく、というやり方もありますが、やはり最低限の知識はないと効率が悪い。力試しで問題を解く分には構いませんが、何の下地もなく問題集に取り掛かるのはおすすめできません。
その代わり習った部分、勉強した部分については、ガンガン積極的に問題を解いていきましょう。問題を解いて解説を読んで、解説が理解できなければ、またテキストの該当箇所に当たってみましょう。テキストは1冊をとことんしゃぶり尽くすのがベターですが、問題に関してはとにかく数をこなすべきです。
たまに「同じ問題は2度と出ないから」と過去問を軽視している人もいますが、とんでもない。過去問ガンガン解いてください。解いていくうちに見えてくると思いますが、出題には傾向があります。先に数をこなすべきと書きましたが、一度解いた問題も繰り返し解いてください。もちろん理解を完璧にしておくに越したことはないのですが、そこまで至らなくても問題を解いた「経験値」は必ずあなたの血となり肉となります。社会保険労務士の試験は記述がなく、オールマークシートですから「なんとなくわかる」で点数になります。経験に裏打ちされた勘は、もはや勘ではなく実力です。
稀に「勉強法」に凝るあまり、肝心の「勉強」が疎かになる人がいます。もちろん制約された時間の中勉強しているわけですから、少しでも効率のいい勉強がしたい。無駄のない勉強法を確立したい。誰もがそう思うでしょう。しかし勉強法が見つかるまで効率が悪いから本格的な勉強はしないよというのは本末転倒。勉強法を模索ばかりしている人にはとにかくやれよと言って差し上げたい。
勉強法なんてものは、勉強を重ねていくうちに少しずつ掴むものではないでしょうか。効率なんてやっていくうち上がりますよ。慣れようともしないではじめから楽しようなんて努力がそもそも無駄。昔の偉い人もいっています。
迷わず行けよ、行けばわかるさ 一休
◇ 社会保険労務士の合格長期化計画
ダメだった → よし! また来年頑張るぞ!
これは仕方ないんですが、はじめから2カ年計画、3カ年計画は感心しません。
というのも労働及び社会保険に関する法律は頻繁に改正があるため、年をまたぐと結構面倒くさいのです。まあ、開業するならどのみち対応は必要ですが。















